固定資産税増加に伴い地代増額請求をする内容証明文例

地代増額請求通知書

平成＊＊年＊月＊日

京都府京都市４丁目８番８号
借地　太郎

大阪府大阪市４丁目４番４号
貸主　取柄門

物件の表示　京都府京都市４丁目４４４番地　
契約年月日平成＊＊年＊月＊日
地代賃料　　　毎月金９万円翌月分月末払い

私は貴殿に上記の条件で借地契約を締結しておりますが、契約締結から約３年が経過しその間物価や、固定資産税が増額しております。特に固定資産税は３年前に比較して１３％増加しております
借地借家法では従前の賃料が土地に対する租税その他の公課の増減により土地の価格の上昇もしくは低下その他の経済事情の変動により、または近傍類似の土地の地代に比較して不相当となったときは、契約の条件にかかわらず、当事者は将来に向かって地代等の額の増減を請求することが出来る。と定められております。
これらから鑑みて現在の借賃は幾分安くなっておりますので、下記のとおり新地代に増額いたしたく存じます。
どうぞよろしくお願いいたします。
新地代　　　毎月金１０万円翌月分月末払い
新地代への変更時期　　　平成＊＊年＊月＊日

以上

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借賃の増額はなんと言っても賃借人の同意がないと成り立たないところにあります。
ですから賃借人が納得しやすいようにその根拠を提示することが大切なのですが、今回の文例ではその点に留意して作成しています。
固定資産税の増加だけでは賃借人を納得させるのには少し難しいかもしれませんが、ここに借地借家法の規定を盛り込み、借賃増加の根拠としています。

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この内容証明の文例は下記の提供によるものです。
この文面の著作権は下記に属するものとなります

敷金トラブルサポートセンター

謝々

地代を増額する通知書